理工学部は、理工学分野又は工学分野の基礎学力と科学技術分野に関する課題を解決するために必要な専門的能力を有し、グローバルな視点に立ちながら地域社会づくりやイノベーション創出に貢献できる技術者と研究者、次世代の優秀な理系人材を育成する教育者の養成を行います。また、持続可能な社会の発展のために、理工学分野の基礎から応用までの広範な研究を推進します。
そのために、本学部では次のような能力・資質を備えた入学者を求めています。
化学・生命理工学科では、化学及び生命に関連する科学技術分野の理工学的な諸課題を解決するための理学的な基礎学力と工学的な応用学力を統合した総合学力を有し、国際的視点に立ちながら地域社会づくりに貢献できる研究者や技術者、教育者の育成を行います。また、持続可能な社会の発展のために、化学及び生命理工学分野の基礎から応用までの広範な研究を推進します。
そのために、本学科では次のような能力・資質を備えた入学者を求めています。
生命コースでは,工学分野の基礎知識と生命科学分野の専門的知識を身につけた人材,課題探究・問題解決能力を備えた専門技術者や研究者の育成を行います。具体的には,医療機器,医薬品,福祉産業分野で活躍できる人材,地域はもとよりグローバルに活躍できる人材の育成を目的とします。
そのために,本コースでは次のような能力・資質を備えた入学者を求めています。
学位授与方針に基づき、入学から2年次までは教養教育科目と専門基礎科目を、2年次以降は専門科目を受講させ、幅広い基礎知識と応用力を修得させる。3年次後期には研究室に配属し、4年次に卒業研究を行うための準備を行わせる。学位授与方針の各項目と対応する科目を以下に示す。
(知識・理解)
1.一般教養に関連した教養科目や分野横断型科目を教養教育科目として配置する。
2.自然科学に関する幅広い基礎知識の修得に必要な専門基礎科目、生命理工学に関する専門知識の修得に必要な学科内共通科目や生命コース科目を配置する。
(思考・判断)
3.多様な社会性や地域性を考慮し、生命理工学の見地から健康や福祉等の諸問題と向き合えるように、「基礎ゼミ」と「化学生命研修Ⅰ」を必修科目とし、「化学生命研修Ⅱ」、「社会体験学習」、「化学生命概論」を選択科目とする。
(技能・表現)
4.生命理工学分野の基本的な研究・実験技能を修得させるため、「化学実験」「生命理工学実験Ⅰ、Ⅱ」「生命理工学演習Ⅰ、Ⅱ」を必修科目とする。
5. 日本語と英語による論理的な表現力とコミュニケーション能力を修得させるため、「情報基礎」、「教養教育の英語科目」、「科学英語Ⅰ、Ⅱ」を必修科目とし、「国際研修」を選択科目とする。
(関心・意欲・態度)
6.生命理工学及び関連分野の進展に関心を持たせ、主体的に学ばせるため、「英語論文購読Ⅰ、Ⅱ」、「生命理工学情報」を必修科目とする。また、3年次後期から研究室に配属させ、卒業研究に主体的に取り組ませる。
7.生命理工学に関する知識や技能を活かして、社会に貢献する意欲と態度を持たせるため、「技術者倫理」、「ソフトパス理工学概論」を必修科目とし、「工業経営管理論」、「知的財産権概論」、「特許法特論」、「原子力工学」を選択科目とする。
生命コースの教育目的と修得能力に則り、所定の教育課程を修了し、以下の各項目を身につけた学生に学士(理工学)の学位を授与する。
(知識・理解)
1.一般教養を身につけている。
2.自然科学に関する幅広い基礎知識と、生命理工学に関する専門知識を有しそれらを応用できる。
(思考・判断)
3.多様な社会性や地域性を考慮しつつ、生命理工学の見地から健康や福祉等の諸問題解決のための論理的な判断や提案ができる。
(技能・表現)
4.生命理工学分野の基本的な研究・実験技能を身につけている。
5.日本語と英語による論理的な表現力とコミュニケーション能力を修得している。
(関心・意欲・態度)
6.生命理工学及び関連分野の進展に関心を持ち、主体的に学ぶことができる。
7.生命理工学に関する知識や技能を活かして、社会に貢献する意欲と態度を持っている。